管理栄養士から見た沖縄素材の魅力

管理栄養士の立場から見た沖縄の海の恵みや植物には、現代人に不足しがちなミネラルやポリフェノールが非常に多く含まれ、世界的にも注目されています。

その理由として、沖縄県は一年を通し平均気温は23度、夏場の紫外線は日本の中で最も強く、植物は水分や栄養と生きるための力を蓄えるためその生命力はとても強いことが挙げられます。誰もが知る沖縄の美しく透き通った海の海底には、昔からプランクトンが堆積し「ミネラル」の多い海底土が豊富です。中でも注目されている珪土には特に貴重な成分が含まれており（珪素：シリカ）、私たちの体になくてはならない栄養素の宝庫として知られています。

長寿の島、沖縄

長く沖縄は長寿の島とされ、100歳以上の人口も日本一を誇っていました。その理由にはフコイダンで有名な「もずく」、アンチエイジング、抗酸化力 で知られる「ノニ」など昔から食されていた沖縄独自の「食素材」であると、昨今琉球大学をはじめとする研究チームにより発表が行われるようになりましたが、もちろん、いまでも沖縄のシニア世代の皆さんは元気一杯、明るく生き生きと健康な毎日を過ごされています。昔の人の知恵は本当にすごいものです。

都会の目まぐるしさ、緊張、ストレスで免疫力が低下し病気になりやすいとされる現代人は、体温が下がり、食事も偏食がち。情報が多いわりになかなか健康へ戻る筋道が見つけられなくなっている方も多いようです。そんな時こそ元気いっぱい沖縄の長寿の恵みを思い出し、毎日の生活に摂り入れてみてください。

将来の健康のために

これからは病気になる前に自分で自分の健康を守っていかなければならない時代に突入します。医療費も高く、病院へも気軽に通うことができなくなる可能性もあり、人ごとではなくなってきました。

健康長寿の意識を高く持ち、シニアライフを楽しく過ごしましょう。

“私の健康は家族の幸せ”。家族といつまでも笑って過ごせる毎日のために。

100歳長寿を目指して毎日の健康の維持、栄養の摂取を続けていきましょう。