膝を痛めないための生活習慣チェック!【13項目】
膝が痛くなる生活習慣があることをご存知ですか?
最近膝の痛みが気になる…
膝に違和感を感じる…
そういう悩みを抱える方に、今回は膝が痛くなる生活習慣について解説します。
膝を痛めないための生活習慣チェックリストもありますので、自身の生活習慣を振り返ってみましょう!
膝を痛める生活習慣とは?
膝は酷使すればするほど、負担がかかり軟骨がすり減り、変形し、痛みがでてきます。日常生活において、膝に負担をかけていないか思い出してみてください。
膝に負担をかけるということは、クッションの役割を果たす軟骨を摩耗させることにつながるので、なるべく膝に負担のかからない生活を心がけるようにしてみてはいかがでしょうか?
どんなことが膝に負担をかけるのかを知っておくことがポイントですよ。
膝の使いすぎ
「歩く」「走る」「立ち上がる」「座る」「跳ぶ(ジャンプする)」「階段の上り下り」など、膝の曲げ伸ばしをすると、関節に体重がかかり、太ももの骨とすねの骨がこすれ合います。
膝を動かす回数が増えるほど何度もこすれ合い、骨の先端を覆っている軟骨がすり減っていきます。
運動・スポーツを行うと、必ず使うのが膝。長時間走り続けたり何度もジャンプしたり、急な方向転換、ダッシュなどはすべて膝に大きな負担をかけます。
そして、疲労が溜まったまま十分な休息をとらずに、しかも準備運動もせず運動をした時は特に、膝を痛めやすくなります。
膝の使い過ぎは、なにもスポーツだけに限りません。接客や、警備員など立ちっぱなしの仕事、重い荷物を持ったり、無理な姿勢のまま長時間働く仕事なども膝への負担は大きいと言えるでしょう。
あまり動かなくても正座をする人や、農作業でしゃがむ姿勢が多くなる人も同様です。
運動不足による肥満・筋力低下
ウォーキングをするだけでも、膝には体重の2~3倍の重量が加わると言われています。
それが太っているとさらに大きな体重を支えないといけないので膝の負担は大変なものです。
体重が重いほど、以下のようなデメリットがあります。
- 体を安定させようとして、膝に必要以上の体重がかかってしまう。
- 体が重いので運動するのがおっくうになり、運動不足となる。
- 運動不足になると、さらに太る→膝への負担が大きくなる→さらに運動不足で肥満となる。
→膝の状態がどんどん悪化する。 - 運動習慣があり筋肉質であれば、関節まわりを筋力で保護してくれます。
筋力が弱いと膝への負担を吸収してくれる筋肉が少ないため関節に伝わる衝撃がより大きくなるのです。
運動のやりすぎは膝を痛める一方で、「運動不足」も筋力の低下を招き、膝を痛めてしまう原因になるのですね。
膝を痛めないための生活習慣チェック!【13項目】
以下のリストであてはまるものが多ければ、ぜひ生活習慣を見なおしてみてください。
- 昔にくらべて体重が増えた
- 定期的に運動する習慣がない
- 短い距離でも車や交通機関を使うことが多い
- 膝に負担のかかるようなスポーツをしている(していた)
- 立ちっぱなしの作業やアスファルトなどの固い地面を長時間歩いたり走ったりすることが多い
- 坂道や階段を上り下りすることが多い
- 左右どちらか決まった足に体重をかけて立つクセがある
- 荷物を持つとき、いつも左右どちらか決まった手や肩を使う
- 背中を丸めて歩く
- ハイヒールなどのかかとの高い靴をよく履く
- 靴底の減り方が左右で違う
- O脚やX脚である
- 横座り(女の子座り)をよくする